東京遠征

初めて東京競馬場に行ってきた。
4コーナーよりのE指定で8レースくらいまで居て、その後は早稲田のお馬の会のみなさんのご好意に甘えてゴール前のスタンド部分で観戦。スタンドの中央部分が工事中のため、一度降りてから行かないといけなくて、若干便利が悪い。新スタンドは無駄にカラフルで、その点は大井の新スタンドど共通している。新ターフビジョンは3画面表示ができてすごいが、ジャパンカップの表彰式の間にディープを映すのに必死で、けっきょく京都メインを放送しないのでは宝の持ち腐れというものではないだろうか?


で、ジャパンカップについて。
強い馬が強い競馬をした、というところか。
小頭数のスローで瞬発力勝負という、サンデー系の最も得意とする舞台で能力を遺憾なく発揮したディープインパクトに関しては何も文句がない。ただ、ここ数年で見事な芝の荒れっぷりをみせている有馬記念では6つのコーナーも相まって、再び苦戦することも考えられる。と言っても、10馬身差が5馬身差になるというレベルのもので、実力がずば抜けていることは言うまでもない。どーせJRAも勝たせたがってるんだし、無事に引退させてやりたい。

ドリームパスポートも瞬発力勝負の恩恵にあずかった1頭だろう。神戸新聞杯から菊花賞、そして今回と展開に恵まれた感がある。特に何もなければ有馬にも出てくるようだが、3着以内率100%をかわれて過剰に人気をするとしたら危険。やはり2000前後がベストだと思う。

ウィジャボードは実力を示したといって良いだろう。強行軍にもかかわらず最後はしっかり伸びていた。さらに強行軍の香港ではさすがにキツイかも知れないが、ソングオブウインドの前に立ちはだかってその実力を見せてほしいものだ。

メイショウサムソンはこの馬場では勝ち目なし。フサイチパンドラにまで負けるとは思わなかったが、中山なら巻き返せるはず。有馬ではしっかり2着欄にマークしておきたい。

ハーツクライはやはり喉の影響か。それとも俺が本命にしたせいかwこのまま引退かもしれないらしい。とすれば、これだけの名馬のデビュー戦と引退レースを見たことになる。貴重な経験をさせてもらったと思う。オーナーサイドは現役続行を希望しているらしいので、今後に注目。


あと、全く関係ないが、東京のダートが速すぎる。昨日も2歳レコードが更新されていた。「もしかして、世界を見すえて砂と土を入れ替えはじめてるんじゃねぇか?」と思うくらいだ。