M−1グランプリ

見る前。


勝者予想はアンタッチャブル
一気にテンションがあがる芸風はまさに短期決戦向け。笑い飯はかなり観客が芸風に慣れてしまい、新しさがなくなった感。関西の賞レースも取りこぼしてばっかり。かなり微妙。その点では、南海キャンディーズが芸風の新しさでは群を抜いてて面白いかも。ポイズンガールバンドの独特な芸風は個人的に大好きなんだが、基本テンションが低すぎて盛り上がりという点ではいまひとつ。
その他のメンバーは準決勝で運を使い果たした感。わりと普通の漫才ばかりで決め手に欠ける。
普通の漫才スタイルで、かつ決勝進出経験がないと優勝は難しい。その点でアンタッチャブルが最有力だが、敗者復活組の台頭も。


で、敗者復活の予想は◎麒麟シャンプーハット、▲スピードワゴン
大穴で安田大サーカス
麒麟は今年、関西で賞を取りまくっていて安定感抜群、1枚抜けている印象。シャンプーは最近あまり漫才をしていないがハマったときの面白さは1級。一方、スピードワゴンエンタの神様で「甘ーい!」ネタしかやってないのが不安。実力は敗者復活戦ではトップクラスだが。大穴は・・・ないだろうなぁw


見た後。


予想通りの結末。笑い飯は最終決戦にも残れず。
緊張で両方微妙にミスってた。
しかも全コンビ中最長の6分もダラダラとネタをやる始末(制限時間は4分)。
2人ともキャラが同じなので、長続きしないだろうと思ってた。
漫才コンビで両方同じキャラで成功するのは至難のワザなのだ。
しかもダブルボケ。ダラダラし始めるとキャラに幅がないだけに厳しい。
思えば、彼らを高く評価する島田紳助松本人志の両氏が審査員から抜けたのが運の尽きだったのかも。


アンタッチャブルは見事。普通に面白かった。
最終決戦のネタを見た時点で残り2組を見ずに優勝を確信した。
南海キャンディーズの最初のネタは見たことあったけど普通に笑った。
最後のネタ用意してなかったのかな?井上和香をイジったりとかして。まぁ面白かったけど。
麒麟は敗者復活から最終決戦進出。順調に行けば来年の優勝候補筆頭だろう。


ポイズンガールバンドは坦々といつもどおり。この平坦なネタが大好きw
千鳥は「このネタ面白くないのに、なんでまた?」と思わせた。しかも2年連続アタマ。運も無かった。タカアンドトシは出てきたメンバーの中で一番芸能界で長生きしそう。これからも北海道ローカルでがんばれ。トータルテンボスってホントに東京出身?なんかムリヤリ東京ぶってる田舎者にしか見えなかった。東京ダイナマイト、どこで笑えばいいのかわからない。出だしの刀でスベりすぎ。ネタはさっぱりだったが、後で大写しになったとき、ツッコミのハチミツ二郎の着てたシャツに「京都」って書いてたのが面白かった。




競馬はボロボロでも、M−1の予想は完璧でした。


追記:井上和香、ミスばっかり。あんなんいらん。今田と東野でええやん。