天皇賞・予想

先週とは異なり、ハイレベルな混戦といったメンバー。
問題は馬場状態。おそらく良までは回復しない。

限界のドロドロ馬場になれば、ダート馬ボンネビルレコードヨシトミ先生が3着に連れてくるという展開に期待したいが、さすがに無理があるかw

穴っぽい馬も多いが、9月以降に2走して天皇賞3着以内に入った馬は過去20年をさかのぼってもアグネスデジタル、ジェニュイン、オグリキャップのG1馬3頭だけ。G1も勝たずに勢いだけで何とかなるレースではない。今年は札幌記念が9月2日になったせいもあって、オールカマー毎日王冠の1,2着馬にブライトトゥモローを加えた伏兵5頭はこのデータでバッサリ切れる。

ダートとはいえ同地区の馬に負けたコスモバルク、距離不足のポップロックデルタブルースも消し。

3枠に入ったローゼンクロイツとカンパニーも気になるが、G1未勝利馬の休み明けでの好走例はツルマルボーイヤマニングローバルくらい。彼らがこの2頭と同レベルの能力の持ち主とは思えない。よって消す。

するとメイショウサムソンアドマイヤムーンダイワメジャーシャドウゲイトエイシンデピュティが残った。大荒れは期待しにくい。


本命はダイワメジャー。馬場が向くのかサッパリわからないが、使っている強みは大きい。休み明けに59キロを背負ってあれだけ走れば及第点だろう。

対抗にはシャドウゲイトを挙げておく。ハナを切れればしぶとく、今回はローエングリンのような天敵がいないことを考えれば、シンガポール国際C1着や中山金杯を重で1秒2ちぎって勝った2000mのココは買いだろう。そして、このような引っ張る馬が居てこそ、ダイワメジャーも走りやすいはず。

3番手にはメイショウサムソン。本命にしても良かったのだが、鞍上交代がどう出るのかわからない。どうやらこのレースで3000勝を目論んでいるようだが・・。インフルエンザ禍でこちらに来ざるを得なくなったのも不安要素で、どっちにしろ次以降のほうが距離も向くし、ここが目一杯の仕上げにしてくるとは考えづらい。荒れた馬場なら台頭もあるだろうが・・。

アドマイヤムーンは評価を下げた。宝塚は展開の利もあった。今回は強烈な逃げ馬が存在しないので、どの程度差せるか疑問。

なぜか残ったエイシンデピュティ。距離に疑問が残るが、おさえくらいで。

ダイワメジャー ○シャドウゲイト ▲メイショウサムソン △アドマイヤムーン ×エイシンデピュティ