M−1グランプリ予想

本命不在の大激戦。

本命は麒麟。川島の声で間違いなくつかみは万全、田村がテンパって出す奇跡の一言があれば最終決戦までは順当に行く。飽きが来にくい正統派なのでメンバー的にもチャンス十分。
相手はブラックマヨネーズ。最近はテレビにも多少出始めて名も知れ渡ってきた。ブツブツとハゲで確実に笑いは取れるので、上位進出は堅い。
3番手は笑い飯。まさかの5位だった去年から、賞レースを取り逃がしまくりで「もう飽きられたのか」という危惧はあるが、彼らを高く評価する島田松本の2名が審査員に復活し、さらに直前に上方お笑い大賞の最優秀新人賞を獲得、急に浮上してきた。1番手というネタ順は最悪だがこの勢いで念願の優勝も見えてきたか。
4番手以降も大激戦。どのコンビも差が小さく、ネタ選びで大きく順位が入れ替わりそうな気配。それどころか敗者復活組の浮上も十分。本命視されている南海キャンディーズは忙しさが目立ち、ネタをしっかりと作れているかが不安。また、わりと正統派が好まれ、奇をてらった漫才はいいところまで行っても頂点にまで行けないM−1の空気も不利。それでも人気の高さにのって勝ってしまうか?