東西の金杯予想

中山金杯

堅実駆けエイシンチャンプの完全復活に期待。
戦績を見渡してみても、距離適性外のダービー、メイショウバトラーがスローを味方にぶっちぎった小倉を除けば常に1秒以内の競馬。まさに堅実の一言。正直、鳴尾記念複勝730円はおいしすぎ。弥生賞を勝った中山2000は大歓迎だろうし、メンバーも今までやった相手と比べればかなり楽。ここなら中心視。
相手はカナハラドラゴン。陣営のコメントどおり良馬場でこその馬。福島は良発表とはいえかなり荒れた馬場だった。それでも着順ほど負けていなかったあたりは実力の証。ディセンバーSは本来の競馬で快勝。ファンからは「前人未踏の白富士S3連覇」が期待されているようだが、あっさり重賞初制覇もありうる。
3番手は穴っぽくシャーディーナイス。去年の1000万下での2勝が両方ともグラスポジションに先着してのもの。休養明けからサッパリだが、そろそろ走りごろ。
エイシンチャンプ ○カナハラドラゴン △シャーディーナイス

京都金杯

ダイワがハナを切る展開が見え見えだが、京阪杯と比べてハンデ2.5増、さらに人気を背負うとなれば開幕週でもちょっと買いたくない。ならば2、3番手追走が確実なナムラスピリットで高配当狙い。去年の3連対は全て京都、前走は逃げたキングフィデリアについていって1000mを57秒台で自滅。前走の+14キロとやや太めでもあった。人気の一角を担うキネティクスに京都マイルで先着した実績もあり、52キロなら一発があっても。
対抗にはタカラシャーディー京阪杯は2走ボケっぽい内容。実績は上位だし、前走から更に1キロ減ならあっさりも。
3番手には最強の1勝牝馬アズマサンダース。マイルがベストで前走は少しかかったのが敗因。牝馬であることを考えるとこの実績で53は見込まれた気もするが、うまくやれれば。
人気になるであろうハットトリックは前走みたいに少し前目で競馬ができればいいのだが、後方待機となると買いづらい。むしろ後方待機なら京都で良績のイシノミューズの一発に期待したい。
◎ナムラスピリット ○タカラシャーディー ▲アズマサンダース ×イシノミューズ