競馬法を考える

のっかり企画。みなさんが日記に書いてるので僕も私的な意見をば。
たしか競馬法改正が決まったときにネットでちょっと調べたんですが、
現在の競馬法自体が明らかに時代遅れ、かつ違憲らしいんですよね。
憲法第14条の


すべて国民は法の下に平等であって、人権、信条、性別、社会的身分または門地により、
政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。


ってところにひっかかると。いわゆる法の下の平等ってヤツ。
学生っていう社会的身分を持つことで馬券購入させないってのは差別だと。
ちなみに競馬法の制定は新憲法の発布以前で、
学生は普通家長(だいたい父)のお金を使っており、
しかも馬券の最低購入単位がべらぼうに高かった(サラリーマンの給料以上?)から、
「親の金を使って競馬なんかしちゃダメ!」が当たり前。
ていうか普通の学生は高すぎて買えなかったらしい。


で、戦争に負けて、新憲法になったんですが、しかもそのころは大学進学率も低く、
ましてや社会人が夜に大学行くなんてほとんど考えられてなかった時代ですし、
ほとんど「学生・生徒≒未成年」って感じだったので、改正するどころが議論するにも及ばなかったとか。
最低購入単位をずっと100円にしてたら、競馬がレジャー化して、大学進学率が上がって、
バイト代で競馬のできる学生が増えだしてしまったということですな。


というわけで成人学生は競馬しても問題ないと思います。
未成年は親の管理下にあるのでダメですけど、僕個人としては自分で稼いだ金なら良いと思う。
住基ネットでIDカード発行して、それ入れないと馬券買えないとかしてみたら良いんじゃない?
それで未成年は月に1万までで、バイト代の証明書送付したら2万までOKって制限つけてみるとか。
親のIDカード持ち出す高校生続出の予感・・。